福島党首罷免…か

 金曜日の閣議でみずほたんが辺野古の基地移設に対して署名せずに罷免されたようで、社民党の連立がどうか、という話になっていますね。辻本さんが国交省副大臣を務めているのでその進退もどうなるかと言われていますけど、党首が罷免されて連立を組むというのは、、甚だ屈辱的なことであると思います。新聞の記事(福島消費者相を罷免、社民の離脱は不可避 2010年5月29日01時03分 読売新聞)によると、閣僚の罷免は戦後5人目という、まさに異常事態であるということですし。

 先日保坂展人さんの講演会に行きまして、そのときにもしみずほたんが罷免されたとしても閣外連立もありうるという話をお聞きしたのですけど、正直連立は解消したほうがいいと自分は思います。民主に寄って共倒れになるよりは、きちんと大義を貫いたほうがいい。保坂さんは、自社さ連立のとき、そして社民党が連立を脱退したその後の自公の横暴を許してしまった現状とを比較されて、政権のストッパーとしての社民党の立場を明確にしたいようでしたけれども。

ところで橋下徹大阪府知事が「大坂は安全のただ乗り状態」(日米共同声明で橋下知事「訓練移転先は関西を最優先に」産経新聞2010.5.28 13:23)という表現を使ったのは、的を得た発言だと思う。沖縄が未だアメリカの占領下にあるような、それでいてそんな状況を沖縄以外の日本人(笑)がそれを支援しているような構造はもううんざりだ。

 先の保坂さんの講演会の中で、橋下知事が「関空に移設するのはどうか」と国会で答弁したときに、「関西の人に失礼じゃないか」という自民党の某元官房長官による野次があったそうだけれど、失礼なことをしているのはいったい誰なんだよ。いつになったら沖縄の占領は終わるのか。